フルチタニウムマフラーキット EXPREME Ti

FULL TITANIUM MUFFLER KIT EXPREME Ti

適合
APPLICATION

NISSAN FAIRLADY Z 
Z34/370Z
NISSAN FAIRLADY Z 
Z33/350Z
品番
PART NUMBER
TB6090-NS02ATB6090-NS04A

※2012年以降の純正Yパイプには取り付けられません。TOMEI Yパイプとの併用をおすすめします。
※NOT COMPATIBLE WITH 2012 onwards stock mid Y pipe, TOMEI mid Y pipe Recommended.

このたびはTOMEI製品をお買い上げいただき、まことにありがとうございます。
ご利用前にこの説明書をよくお読みのうえ正しくお使いください。
お読みになった後もすぐ取り出せる場所に大切に保管してください。
説明書に書かれている注意事項は必ず守ってください。
各自動車メーカーの発行する整備要領書が必要になります。本書と合わせてお使いください。
不適切な使用により事故が発生した場合、弊社では責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
販売店様で取り付けをされる場合は本書を必ずお客様へを渡しください。
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Thank you for purchasing a TOMEI product.
Please read this installation manual carefully prior to installation/use.
Ensure you keep this document stored in a safe location for future reference.
Pay close attention to and adhere to the various warnings/cautions contained herein. 
You should also consult the official servicing manual for your vehicle when installing this product.
Please note that inappropriate installation/use of this product will be at the owner's own
risk and/or responsibility.
Retailers/Workshops should ensure this document is given to the end user.

製品内容と数量
KIT CONTENTS

下記部品・数量がそろっているかご確認ください。
Check to ensure all the following items are included in this kit.

作業に必要な工具
REQUIRED TOOLS

取り付けには下記が必要です。
The following tools are required for installation. 

  • 一般整備工具一式
  • トルクレンチ
  • 整備要領書
  • ハンドドリル
  • センタードリル・Φ6.5mmドリル
  • 保護具
  • General maintenance tools
  • Torque wrench
  • Service manual
  • Hand Drill
  • Center Drill and Φ6.5mm Drill Bit
  • Safety Gear

注 意

  • 本製品は取り付けに際し、微調整作業を繰り返す必要があります。2名以上で確実に作業を行なってください。
  • 本製品の取り付けは特別の訓練を受けた整備士が、設備の整った作業場で実施してください。
  • この取扱説明書は製品に関わる特記事項についてまとめたものです。実際の作業や手順については各自動車メーカー発行の整備要領書をご確認ください。
  • 本製品は自動車競技部品です。サーキットなどの公道ではない閉鎖された場所で使用してください。
  • 適合する車種以外への取付はおやめください。本製品を破損する恐れがあります。
  • 本製品の取り付けに必要な各部品の脱着の際には指定トルクなどを守り、無理な力を加えないでください。本製品および、エンジンを破損する恐れがあります。
  • 本製品を取り付ける際には、適切な工具、保護具を使用してください。ご使用にならないとけがにつながり危険です。

警 告

  • 本製品の取り付けはエンジンおよび、エキゾースト周辺部品が冷えた状態で作業してください。
  • 部品欠落により車両の破損・火災が起こる可能性や、後続・周辺車両へ被害がおよぶおそれがあるため、製品構成部品の取り付けは確実に行ってください。

CAUTION

  • This product is designed to be used for off road competition purposes only.
  •  This product should be installed by a trained professional in a well-equipped workshop.
  • Only install this product on the specified vehicles to avoid product and/or engine damage. 
  •  Do not use excessive force when attaching or removing components as this may damage the item.
  •  When installing, use the appropriate tools and safety gear to avoid injury.

WARNING

  • This product is to be installed only when both the engine and engine bay are cold.
  • Ensure that all parts are fitted correctly during installation to avoid potential fire hazards and/or damage.

1.
純正エキゾーストマフラーの取り外し

ここで記載されているのは簡易手順です。必ず整備要領書を参照しながら、脱着してください。

  • バッテリーのマイナス端子を取り外す。
  • センターマフラー、メインマフラーを取り外す。
  • メインマフラー右側、左前側のマウントラバーをそれぞれ取り外す。

2.
サウンドレデューサー取り付け穴の加工

■本製品は付属のサウンドレデューサーを使用することにより、音量を3段階に調整することが出来ます。

STANDARD

そのままでご使用いただけます。 

QUIET MODE 1

そのままでご使用いただけます。 

QUIET MODE 2

必ず追加工が必要です。

警 告

テールエンドにはあらかじめ取り付け穴が1ヶ所あいていますが、MODE 2の状態でご使用される場合、
必ず下記加工要領を参考に追加工を施して、確実にサウンドレデューサーを固定してください。
なお、MODE 11の状態ではそのままご使用できますが、追加工を行う事でより安全にご使用いただけます。

注意

  • この加工を行なわない場合、部品の欠落により後続・周辺車両へ被害が及ぶ恐れがあります。
  • また、サイレンサーテールエンドの変形・破損が起こる場合があります。

警 告
■上図の基準穴を基に加工を行なう。

1. サイレンサー内部に切り粉が入らないようにウエス等で保護する。

2. テールエンド端面より基準穴があいている距離を確認する。(基準値15mm)

3.サウンドレデューサーを軽く差し込み穴位置センターをマーキングする。(2ヶ所)

4. 基準穴を合わせ、ボタンボルトM6・フランジナットM6でサウンドレデューサーを固定する。この時、まっすぐに差し込まれているか、サウンドレデューサー穴位置が基準値

穴あけマーキング位置

サウンドレデューサーの位置確認図 (取り付け穴センターがテールエンド端面から15mm)

5.センタードリルにてマーキングのセンターに下穴をあける。

6.ずれていないようであればΦ6.5mm程度(M6ボルトが入るサイズ)にて穴あけ加工を行う。

7.加工したボルト穴にボタンボルトM6・フランジナットM6を取り付け、固定する。

8. 再度、サウンドレデューサー穴位置を確認し、3ヶ所目も同様に穴あけ加工を行なう。

9. 全ての穴あけ加工終了後、テールエンドおよびサウンドレデューサーのバリ取りを行う。

10. 切り粉を除去する。

3.
TOMEIチタニウムマフラーの取り付け     

【各部品の装着位置図】同梱部品の装着箇所は下図の通りです。

※図はZ34/370Z

<キット同梱部品使用箇所とトルク>

メインパイプAサイレンサーバンド
メインパイプBサイレンサーバンドラバー
サイレンサーフランジボルトM8
ガスケットフフランジボルトM8
【20.0~28.0N・m(2.0~2.9kgf-m)】
フランジナットM10
【34.0~39.0N・m(3.5~4.0kgf-m)】
サウンドリデューサー
クランプバンド【25.0N・m(2.6kgf-m)】ボタンボルトM6
スプリングフランジナットM6
【8.0~12.0N・m(0.8~1.2kgf-m)】

※高温にさらされる部分には付属のボルトスムースペーストを塗布し、焼き付きや固着を防止して下さい。

 【装着手順】

1.  メインパイプA(上図① )を、付属のフランジナットM10(上図⑤)を使用し仮組みする。
この時、差込部のパイプストッパーが上側を向くように取り付ける。
※付属ガスケット(上図④)、フランジナットM10(上図⑤)使用する。

2.  メインパイプB(上図②)にクランプバンド(上図⑥)を通し、各パイプのスプリングフック位置どうしが
平行になるように、メインパイプA(上図①)に差し込む。同時にマフラーハンガーを取り付ける。
※付属クランプバンド(上図⑥)使用。

3. サイレンサー(上図③)にクランプバンド(上図⑥)を通し、
スプリングフック位置どうしが平行になるように、メインパイプB(上図②)に差し込む。
※付属クランプバンド(上図⑥)使用。

サイレンサーのプレスマークが真下にくるように装着して下さい。

4.  サイレンサーバンド(上図⑧)にサイレンサーバンドラバー(上図⑨)を取り付け、
サイレンサーに傷を付けないように注意しながら、エキゾーストハンガーに取り付ける。
※付属サイレンサーバンド(上図⑧)、サイレンサーバンドラバー(上図⑨) フランジボルトM8(上図⑩)、フランジナット(上図⑪)使用。


5. 各部のクリアランスに注意しながら、前側から順番に本締めを行う。

締付トルク

  • フランジナットM10部分 (上図⑤)【34~39N・m(3.5~4.0kgf-m)】
  • フランジナットM8部分 (上図⑪)【20~28N・m(2.0~2.9kgf-m)】
  • クランプバンド部分 (上図⑥)【25N・m(2.6kgf-m)】

6.  メインパイプA(前頁①)、メインパイプB(前頁②)・サイレンサー(前頁③)の各部にスプリングを取り付ける。
※付属スプリング(前頁⑦)使用。

注 意

■車体各部とのクリアランスや、干渉のない事を確認してから本締めを行ってください。
なお、車両個体差により十分なクリアランスが得られない場合は、エキゾーストマニホールド・フロントチューブの取り付けボルトを各部が動く程度に緩め、本品の装着クリアランスを確保した後、本締めしてください。

■マフラーに油分などが付着した状態で使用すると、汚れや焼けの原因となります。取付後は、必ず脱脂を行ってください。

■装着・使用状況により、周辺部品に熱害が及ぶ可能性があります。必要に応じて、遮熱対策を行ってください。

7. 必要に応じて、サウンドレデューサーの取り付けを行なう。
※付属のサウンドレデューサー (5ページ図中⑫)
ボタンボルトM6(5ページ図中⑬) 、フランジボルトM6  (5ページ図中⑭) 使用
締付トルク [8~12N・m(0.8~1.2kgf-m)]

警 告

■サウンドレデューサーを取り付けたまま、高速走行を行わないで下さい。部品破損の可能性があります。

■サウンドレデューサーの脱着は、マフラーが冷えた状態で行って下さい。

8. バッテリーマイナス端子を取り付ける。

4.

取り付け後の確認

  1.  各部に干渉がないか、再度確認する。
  2.  エンジンを始動し、アイドリングから約2500rpm程度まで回転を上げ、異常音がないか確認する。
  3.  試運転を行い、再度緩みや異常音がないか確認する。

警 告

■緩みや干渉があると性能の低下や、周辺部品が損傷し故障の原因となるため、確認は慎重に行ってください。

■排気漏れがあると、性能の低下や排気ガスによる中毒を起こす原因となり危険です。

■走行中に異常を感じた場合は直ちに走行を中止し、確認を行ってください。

■その場で修復を行う場合は、エキゾーストシステムが十分に冷えた状態で行ってください。

■部品の脱落等が生じている場合は、エンジンを再始動せず、専門業者に修理を依頼し、指示に従ってください。

注 意

■本品を装着した際、車両仕様によってはエンジン特性に大きな変化がある場合があります。
装着後は、エンジンセッティングを確認し、必要に応じてそれらの再セッティングを行ってください。

1.

REMOVING THE STOCK EXHAUST 

This manual only provides basic instructions. For more details please refer to the vehicles official factory service manual.

  • Disconnect the car's negative battery terminal.
  • Remove both the center muffler section and the main muffler.
  • Disconnect the rubber mounts from the right and front-left side of the main muffler. 

2.
ADDING EXTRA BOLT HOLES FOR THE SOUND REDUCER

The loudness of the exhaust can be controlled using the included sound reducer, allowing for a total of 3 noise levels to be set.

STEP1

STEP2

STEP3

WARNING

■The exhaust tip has one predrilled bolt hole. However, when using QUIET MODE 2, 
ensure you add the extra bolts and bolt holes to fully secure the sound reducer in place
as detailed in the installation manual. Whilst QUIET MODE 1, can be used with just one bolt, 
using extra bolts is strongly recommended for added safety.

WARNING

■Failing to add/use the additional bolts may result in parts coming loose while driving
which can be extremely dangerous for vehicles directly behind and/or around you.
This may also result in the exhaust tip becoming warped or damaged.

CAUTION

■Use the reference hole (as shown above) for guidance when adding the extra bolt holes.

  1. Ensure you use an old rag or cloth to prevent any debris from entering the silencer.

  2. Double check the distance from the reference bolt hole to the edge/end of the exhaust tip (15mm).

  3. Insert the sound reducer and mark the center point of the 2 additional bolt holes.

  4. Secure the sound reducer using the reference bolt hole together with the included M6 button bolt and flange nut.
    Check that the sound reducer is aligned correctly and that the additional bolt holes 
    are the same distance from the exhaust tip/end as the reference hole (15mm).
    ※PARTS USED: Button Bolt M6, Flange Nut M6.

MARKING THE ADDITIONAL BOLT HOLE LOCATIONS

CHECKING THE SOUND REDUCER ALIGNMENT (15mm from exhaust tip/end to bolt hole center)

5. Using a center drill, add a pilot hole to one of the extra bolt holes marked earlier.

6. Check to make sure it's centered then enlarge the hole to 6.5mm diameter (to fit M6 bolt).

7. Then secure in place using the M6 button bolt and M6 flange nut.

8. Double check the sound reducer bolt hole positioning and repeat the process for the  3rd bolt hole.

9. After drilling all the holes, be sure to grind down any sharp edges.

10. Clean and/or remove any remaining debris.

3.
INSTALLING THE TITANIUM EXHASUT

【Illustration of the mounting position of each bolt & gasket】
The installation of the supplied parts are as shown below. 

※Z34/370Z version pictured above.

<Included components & torque specs>

MAIN PIPE ASILENCER BAND
MAIN PIPE BSILENCER BAND RUBBER
SILENCER ASSYFLANGE BOLT M8
GASKETFLANGE NUT M8 
【20.0~28.0N・m (2.0~2.9kgf-m)】
FLANGE NUT M10 
【34.0~39.0N・m (3.5~4.0kgf-m)】
SOUND REDUCER
CLAMP BAND
【25.0N・m (2.6kgf-m)】
BUTTON BOLT M6 
SPRINGFLANGE NUT M6
【8.0~12.0N・m(0.8~1.2kgf-m)】

※Apply the Bolt Smooth Paste(included) to the parts which will be exposed to high temperatures. This helps prevent the parts from sticking and/or becoming seized. 

【Installation Procedure】


1.  Test fit the Main Pipe A with the included M10 Flange nuts.
Ensure that the stopper on the Main Pipe A is facing up.
※Use the supplied gasket (④,shown above ) with the M10 Flange Nut (⑤,shown above).

2.  Fit one of the Clamp Bands to the Main Pipe B. Next, attach the Main Pipe B to the Main Pipe A whilst ensuring all spring hooks align parallel to one another. 
The Muffler Hanger should also be attached at this stage. 
※Use the included Clamp Band (⑥, shown above).

3.  Fit the second Clamp Band to the Silencer assembly and attach to the Main Pipe B.
Ensure all spring hooks align parallel to one another.
※Use the included Clamp Band (⑥, shown above).
Position the Silencer Assembly with the embossed logo facing down.

4.  Fit the Silencer Rubber to the Silencer Band. Now carefully mount the silencer to the exhaust hanger so as not to scratch it.
※Use the Silencer Band (⑧, shown above) , Silencer Band Rubber (⑨, shown above) with the M8 Flange Bolts (⑩, shown avobe) , and Flange Nuts (⑪, shown avobe). 

5.  Ensuring sufficient clearance is maintained, tighten down the bolts in order starting from the front.

Torque SpecsFlange Nut M10(⑤,Shown above)  【34~39N・m(3.5~4.0kgf-m)】
Flange Nut M8(⑪,Shown above) 【20~28N・m(2.0~2.9kgf-m)】
Clamp Band (⑥,Shown above) 【25N・m(2.6kgf-m)】



6.  Connect the Main Pipe A/B, Main Pipe B and Silencer Assembly with the Spring Mounts.
※Use the Springs included in the kit (⑦, Previous Page). 

CAUTION

■This installation manual contains important information regarding this product.
For details regarding the assembly/disassembly of stock components, please refer to the vehicle's official servicing manual. 

■This product is intended for motorsport/competition use and should NOT be used on public roads. 

■This product should be installed by a trained professional in a well-equipped workshop.

■Only install this product on the specified vehicles to avoid product and/or engine damage. 

■Ensure the appropriate amount of torque is used to remove/install the fastenings. Do NOT use excessive force as this can damage the product and/or the engine.

■Always use the appropriate tools and safety equipment when installing this product. 
Failing to do so is extremely dangerous and may result in injury. 

7.  The sound reducer can also be installed if required. 
※ Sound Reducer accessories (⑫)
Button Bolt M6  (⑬)Flange Nut M6  (⑭)

Tightening torque [8~12 N・m (0.8~1.2kgf-m)]

WARNING

■Using the sound reducer at high speed or high RPM could cause damage to the component(s) 

■Only install or remove the sound reducer when the engine and exhaust are cool to avoid injury.

8. Reconnect the car's negative battery terminal.

4.

INSTALLATION VERIFICATION

  1. Check to ensure the product is fitted correctly.
  2. Start the engine and rev to 2500rpm to check for any abnormal sounds.
  3. Test drive the vehicle and check for abnormal sounds and/or loose parts.

WARNING

■Be thorough when performing checks as incorrect fitment and/or loose parts can lead to
accidents, reduced performance as well as damage to surrounding components.

■Exhaust leaks not only reduce performance but can also be a health hazard and should be addressed  immediately.

■If there are any abnormalities whilst using the vehicle, stop immediately and check for faults.

■Ensure all exhaust related components have cooled before attempting any repairs.

■Do not restart the engine should you notice anything abnormal such as missing/broken parts. Instead, consult a trained professional and follow their instructions.

CAUTION

■Once the product has been installed on the vehicle, the engine characteristics may change depending on the setup. After installation, adjust the engine/ECU settings as necessary.